東京ビックサイトで毎年2月と9月に開催されます
"international GIFT SHOW"での"LIFE with BICYCLE"は、
スポーツシーンとして見る「モノ」としての自転車を並べるのではなく、
自転車と共に過ごす快適な日常と、そこに潜在する需要をカテゴリーに
捉われない様々な商品で提案するライフスタイル訴求のブースです。

私は今までに自転車に纏わるお仕事幾つかさせていただき、回を重ねるごとに
考えることが多くなりました。

自転車に纏わる商材のマーケットは、このブームと言われた現状でも、
ビジネスベースで顕在化しているのは本当に氷山の一角だと思います。
今後エントリー層の拡充や車種の乗り換え、買い替え需要などを喚起すれば、
今とは比べられない程のマーケットに成長する可能性があると感じております。

ですが、そこに行くまでに大きく欠けているものがあるように思い、考えあぐねると、
結論はいつも一つに辿り着きます。

それはシンプルにサプライヤーとディーラーのミスマッチの解消です。

私がこれまでに拝見した方々のプロダクトは単に製品というだけでなく、
個々の思いというか、カルチャーとしての可能性を多く含んでいるように感じます。

ですが幾ら優秀なプロダクトがあったとしても、それを正確に魅力的に伝えられる
販売店様が増えなければ、その製品の本当の可能性を見出すことも難しく、
マーケットの醸成にも行き着かないのではと考えています。

それを解消するためにも、一人でも多くのディーラー様とサプライヤーとの接点を持つ
機会を作ることで、何かしらの次の可能性が見つけれれるのではと思い、当案件に
奔走しています。

多くのディーラー様へ自転車に纏わる製品が一つのマーケットであるという
アピールが出来る唯一の場であるこのブースで全てが変わるとは到底思いませんが、
ここから始まるものもあると感じています。

TRAIN代表
中野達男